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自転車俳優・皆川ヨウジの自転車旅の記録

俳優・皆川暢二が自身のライフワークである自転車で、アメリカ大陸縦断&横断、台湾横断、西日本を周った時の旅の記録をまとめたブログ。一俳優でありながら様々なことにこれからもチャレンジしていきたいと思っています。

悶絶ルート

7月4日 日本一周自転車御礼旅 東京〜鹿児島(17県目) 
86日目 晴れ 現在 横浜〜2,900km


リアルタイムのブログとだいぶ期間差が出てしまったのでリアルタイムと過去の日記を同時進行で書いていこうと思います。

一昨日の夜鹿児島市に戻って来て、昨日本当は宮崎中心部に向けて出発しようとしたんですが、台風とドンピシャに重なり暴風、大雨で出発できず。

今日はうって変わって快晴。ただ天気の情報を見る限り今日を含め1週間雨予報。
九州は6月中旬から本当に雨が多い。梅雨だからそりゃそうだけど。

しかし少し衝撃だったのは関東の方が6月終わりとこっちより早く梅雨明けしたこと。
九州の方から始まりその分東日本より早く梅雨明けするはずが、始まり早く、明けるのが遅いというのは自分が生きてきた中であまりない気がするのだが。

今週1週間雨との戦いになりそうだ。

でも雨だからといって足踏みしている訳にはいかない。

本来自分の当初の予定は3ヶ月という予定。

横浜出発が4月5日で今日が90日目で丁度3ヶ月。

一瞬仕事で東京戻ったり、えびの市に滞在したりもあったけど、この2つはマスト事項なので仕方ない。

今年2月に製作した試写会の準備、東京でクラウドファンディングに支援して下さった方達にも会いたいので悠長なことはしてられない。


ということで今日からスパートをかけて、九州残りの県、宮崎中心部、大分、北九州に再び戻り九州を周りきる。

それからおそらくフェリーで戻ることになると思う。
3ヶ月の日程で西日本は全部周れると思ったけど、不本意だけど仕方ない。

完全な自由な旅は心に秘めまたやりたいと思う。


とりあえず本日目指すは宮崎県都城市へ。
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ひたすら国道10号で突き進む。

約2週間ぶりに漕ぐから正直体力的にかなり不安。そして灼熱の暑さとブランクからのダブルパンチは相当な不安材料。

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そんな不安は案の定、ハードな山の坂道で露呈する。

霧島市から都城市に向かう過程で通らなきゃいけない山道ルート。
経験上入り口の道の雰囲気と傾斜を見た瞬間分かる。
継続的に自転車を漕いでいてもきついルート

更に登っても登ってもこの坂道は終わらない。

頂上に行くまで日陰を見つけて何度も休憩し、飲み物も凄い勢いでなくなる。
途中何度か立ちくらみをして声を上げながら自分を鼓舞して、気力で登りきる。

頂上に登って放心状態。
この道は車もあまり通らず、鳥と蝉の声がひたすらなり響く。

しかしこの感覚は嫌いじゃない。むしろ自分が望んでた感覚。
これがドMの真骨頂というやつか。

頂上に来たらあとは下り坂という安心感があるからだろうか。

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しかしそうは問屋はおろさない。

確かに下り坂だった。

だけどその安心感は長くは続かない。

下ったのも束の間、また新たな刺客。
視界に瞬時に入ってくる坂の長さと傾斜の急さ。

こういった時のメンタルの維持は相当難しい。
なぜなら自分は最初の坂で力を使いきり、坂道を見て一旦安心感に浸かったから。

ただ辺りはもちろん何もないので進まない訳にはいかない。
自転車を押して登るも足に力が入らず、フラフラな状態。
そしておそらくこの体力消耗の一番の原因は暑さ。

普段より倍の水分の摂取量がそれをもの語る。

ってか今日雨降らないんかい!!
一日雨マークなのに。タイミングよく身体を冷やしてくれる恵みの雨を待っていたんだが。

暑さ対策としてコンビニに入った際、タオルを水で浸して首に巻いていたんだけど、そのタオルも既に乾いていた。

普段よりこまめに休憩をとり、立ちくらみが治ったら出発するというのを何度か繰り返す。

夏の洗礼ってやつなのだろうか。


そんなことを続けながらなんとか夕方18時30分都城市に到着。

気付いたらスポーク2本が壊れ、ブレーキが一部故障していた。
相棒も相当酷使してるからな。

着いたらサイクルベース朝日という自転車屋にいき、自転車を預け故障した部分含め自転車全体の点検をお願いする。

その間近くにあるパチンコ屋の中にある銭湯で行水。

浴場に入るやいなや、水風呂に入り下半身をアイシング。

本当に銭湯に助けられてる。

アメリカ横断の際には銭湯がなかったから本当にお風呂問題には苦労した。
マック、コンビニのトイレに入りタオルを水に浸して、それで体を拭いて終わりなんてことは多々あった。

海外に誇れる文化の一つとして銭湯というのは本当に魅力的だと思う。

露天風呂で空を見上げながら今日の一日をぼーっと振り返る。

夏と融合した悶絶ルート。

きつかったです。

だけど自分は嫌いじゃない。

自分の経験上この感覚は良い兆しだと知っているから。


【 2018/07/04 23:12 】

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