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自転車俳優・皆川ヨウジの自転車旅の記録

俳優・皆川暢二が自身のライフワークである自転車で、アメリカ大陸縦断&横断、台湾横断、西日本を周った時の旅の記録をまとめたブログ。一俳優でありながら様々なことにこれからもチャレンジしていきたいと思っています。

バファリンのような男、再び

2014年6月15日アメリカ自転車縦断&横断
46日目 in   ニード       天気 晴れ


ここはカンザス州最大の都心、ウィチタ。

カンザスにはカンザスシティという都市もあるんだけどミズーリ州ともかぶっているため、実質的にはウィチタが最大の都市になる。


昨日、一昨日と強風に煽られながらなんとか到着した。


内陸に入ってからは出会いは少なくなった。

ひたすら広い大地と草原の中を進む毎日。
でも砂漠地帯から緑が茂る草原地帯に突入してきた。
乾燥から、日本と近い湿気を含んだジメっとした暑さに変わってきた。


今ほぼアメリカのど真ん中にいる。


ここからは町がなくて困るということはなくなるだろう。




ここ10日間ほぼ1人で漕ぎつつけてきた。

いつも基本的には1人なんだけど、この内陸エリアでは孤独というのを身にしみる瞬間が度々あった。


でもこれでいい。



旅は孤独の方がいい。


っという言葉を聞いたことがあるが、その真意はまだ掴めない。



こういう状況だからただ感傷に浸っているか、自分に酔っているだけと言われればそうかもしれない。


でもこれでいいんだ。





今日も立ち止まることなく出発。


そして、ウィチタの町を漕いでいるとなんとっ!!


{135996CB-AF3B-4CA2-9D9C-BC06F9CBB192:01}


モンティ!!!!!





って、叫びたい所だけどモンティとはあれ以来連絡を取り合っていて、今日仕事でカンザスシティに行くから、途中の町ここウィチタで会おうという約束をしていた。


ここに着く前に既に13時間運転してるという、信じられないハードさ。


俺か8日間かかった道のり1日で来ちゃうのね。トホホ。。



着いた瞬間から疲れているのは分かったんだけど、自分に会うと笑顔を見せ、疲れてる様子を見せようとらしない。


相変わらず経験が醸し出す、懐の広さを感じてしまう。


モンティの半分は優しさと思いやりでできています。


こういう人を世の中で強い男っていうんだろう。


「せっかくだからカンザスシティまで一緒に行こう!」


っと言ってくれここから再び少しのドライブの旅へ。


相当自分のことを心配してくれてたみたいで、フラッグスタッフ以後のことを聞いてくる。


質問に答えつつ、モンティが冗談を交えつつ様々な話をして笑わしてくれる。


こうやって当たり前に人と話すことが楽しい。
隣にいてくれるだけで温かみを感じる。


そんな他愛のない会話しているとあっという間にカンザスシティに到着。



モンティが近くのキャンプサイトまで送ってくれることに。


しかしそこのキャンプ場は満員で泊まれず、近くにもうキャンプ場がない。


俺は外で寝るから大丈夫と言ったんだけどモンティは自身が泊まるモーテルに戻り自分の寝る場所について考えてくれることに。


モンティは自分の部屋に泊めてあげたいんだけど、会社の同僚が自分のことを見ていて、やはり会社のお金で宿泊しているので問題になってしまう可能性があるという。


でも自分を外に泊まらせたくないと、どうしようか悩んでくれている。



この姿を見ていて、自分が情けなくなった。


俺は外で泊まるから大丈夫と言いつつ、モンティがなんとかしてくれると頭の片隅で考えてしまっていた。

今日会う約束だって、どっかでもしかしたら車に乗せてくれるんじゃないかという淡い期待をしていた。


こんなに自分という人間に対して純粋な厚意から何かをようとしてくれる人に対して、自分は人対人ではなく、モンティのことを物のような見方をしていることに気づいた。


最低だ。


自分はモンティという優しさの器で完全にあぐらをかいていた。


これに気づいた瞬間、申し訳なさといたたまれない気持ちが一気に溢れる。


そのあとすぐ自分は強引に笑顔を作り、


「俺は大丈夫、外で寝るから!モンティはもう休まなきゃダメだよ!」


っときっぱり言った。


でもいつも陽気に喋るモンティが何もできなくて申し訳なさそうな顔をしている。


この表情がより一層胸を苦しめる。


頼むからそんな顔をしないでくれ。



モンティの顔をまともに見ることができない。



それでも陽気に振る舞い、

「大丈夫、大丈夫、心配しないで!ニューヨークに着いたら連絡するから。たくさんありがとう!」


っと言って、その場を足早に去ってしまった。



とんだクズ野郎だ。
旅が慣れるにつれてどっかで人の厚意を期待するようになっていた。


予期しているのと予期してないのでは意味合いが全く違う。



モンティ、ごめん。

そして、ありがとう!!!





テントの中は蒸し暑く、頭の中もグチャグチャしてて全く眠れなかった


皆川暢二(ミナガワヨウジ)とは?


俳優・映像製作プロデュース・自転車旅と三足の草鞋を履いて現在活動しています。

1、映像・CM・舞台での俳優活動。
2、自身で立ちあげた映像製作団体OneGooseの作品プロデュース
3、ライフワークである自転車旅

映画製作の経緯
俳優として活動をしている中でふと、気づいてる内に受身になっていることに違和感を覚え、自分から発信して物作りをしていきたいと思い、2017年、同じ志を持ったメンバーでOneGooseという映像チームを発足。短編映画、アクションMVなど、自分達でアイディアを出し、それを実際に映像化して作品を作りあげようという団体。
2018年2月長編映画「melancholic」を撮影。9月都内試写会、そして全国各地での映画館上映を目指して、自身が動いています。


*OneGooseの作品については下記のリンクからご覧下さい

 
自転車旅の経歴

アメリカ大陸自転車縦断&横断 9000km(2014年5月〜8月)
カナダ・バンクーバーからスタートして、自転車でカナダ〜アメリカの国境を渡りシアトル、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルスまで縦断して、そこから真反対のニューヨークまで内陸を渡りきり横断。
台湾自転車縦断(2017年2月)
台北からスタートして台湾の南湾まで。この時は友達と2人で縦断。
西日本自転車御礼旅 東京〜四国、九州一周(2018年4月〜7月)
 *皆川暢二のプロフィール・俳優としての過去の出演作品、そして過去の自転車旅の記録写真はインスタグラムに挙げてますので是非チェックしてみて下さい。

 直接何かありましたらメッセージも是非待ちしています😄
⬇︎⬇︎⬇︎

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【 2018/09/08 19:50 】

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